シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

シンガポール「ロックダウン宣言」直後のスーパーに行ってみた(煽り)

みなさんご存じのとおり、4月3日午後に、首相のリー・シェンロンさんから発表があり、来週火曜日から、ほとんどの学校や職場などが閉鎖されることになりましたね。

 

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まぁ悲しくはないですが、これ現実なんですね。

とはいえ、みんなだいたいこれくらいは予想していたんじゃないでしょうか。

 

私はこの、首相がTVで何か発表するってことは全然知らなかったんですが、事前に知ってた人もたくさんいるようで、みんな聞いてすぐにNTUC(シンガポール最大手のスーパーマーケット)に走ったそうですね。

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かくいう私は、この発表の前日の夜、たまたまあるニュースを見つけて、そのニュースにたしか、カンボジアだかタイだかが米の輸出を制限するとか、なんかそんなような事が書いてありました。

そのときに、なんか米買っておいたほうがいいような気がする、と思い次の日の朝一で近所のNTUC(Vivo City店)に行って、玄米5キロと黒米1キロ、バター1つ買って来ました。

 

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そのときに、普段は朝なんて誰もいないNTUCにけっこうたくさん人がいたので、そのときは「みんな俺と同じニュース見たのかな?」なんて思ったんですが、まさかこんな発表が予定されていたとは。

 

私が人からこの発表の事を聞いたのが午後5時、そのときは、家の下のミニスーパーでも人が少し並んでいたので、これは大型スーパーなら面白い物が見れるんじゃないか、そう思って野次馬根性丸出しで、またもや午後6時くらいにVivo City のNTUCに再び行ってみました。まさか1日に2回も行くとは。

 

youtu.be

 

そしてこれ結果からいいますと、そんなに混んではいませんでした。あら残念。

人はたくさんいましたし、入口で入場制限も行われていましたけど、在庫は一部の商品を除いてまだまだたくさんありましたし、レジにも特別長い列はできていませんでした。

NTUCもおそらく事前にこの発表の事も聞いて、政府とも打ち合わせをして、在庫や人員などもちゃんと揃えておいたのでしょう。なんせ最大手のスーパーで、この国の食品供給を支えるスーパーですから。

 

シンガポール政府が、国民に不安を与えないようにしているのを、私は今回すごく感じました。それが別に素晴らしいとか、そういう事は思いませんよ。ただそういうスタンスなんだなと。

日本政府は間違いなく国民を不安にさせようとしていますね(笑)

なんの意図なのかは、一般庶民の私にはわかりませんが。きっと色々複雑な背景があるのでしょう。

 

まぁロックダウンなんてタイトルに書きましたが(私も人を煽るようなクズに成り下がりました)スーパーに食料は買いに行けるし、レストランなども持ち帰りだけですが、営業を続けるようですし、友人と昨日話した感じだと、ジョギングなんかもしてよさそうじゃないとみんな言ってました。

とりあえずまだまだ序の口ですね。

 

って言っても、もう潰れてしまった店もたくさんあるし、私の友人のカフェなども来週から店を開けることができませんし、やっぱ大変ですね。さてどれくらい続くのか、このシンガポールのプチロックダウン。

はたして私は再び日本の地を踏むことができるのか。

乞うご期待。

  

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