さて今日はみんな大好き月曜日です。
毎週月曜のこの時間は、まだシンガポールで日本語を教えているんですが、先週末はシンガポールに帰らず、ずっとマレーシアにいました。というのも、あまり大きい声では言えないんですが、先週末は日本語のレッスンの予約が3つしかなかったので、3つのレッスンのために国境越えてわざわざ帰るのもな〜と思い、結局全部キャンセルさせてもらいました。ちょっと責任感が足りないですかね。これで先週は稼ぎがゼロです。
稼ぎがゼロにもかかわらず、先週末は少し散財をしてきました。
Johor Bharu(ジョホールバル)で働いている日本人の友人がいるのですが、そのお友達にDuty Free(免税)エリアに連れて行ってもらいました。
マレーシアはシンガポール並みにお酒が高いのですが、国内の色んなところに免税区や免税店があり、そこではお酒、タバコ、チョコレートなどが手頃な価格で買う事ができます。有名なのはランカウイ島で、あそこは島全体が免税になっているのですが、ジョホールにも免税区があるとは知りませんでした。なぜ今まで誰も教えてくれなかったんでしょうか。私はこんなに免税が好きなのに。
免税区の行き方ですが、JBセントラルからタクシーで10RMくらい、バスターミナルからPERMAS JAYA行きのミニバスに乗れば2RMくらいで行けます。Berjaya Waterfront Hotel(ブルジャヤ・ウォーターフロントホテル)と言えば通じるはずです。
徒歩でも入れるのですが、私は友達の車で行きました。時間はまだ昼の2時です。
車をHotelの駐車場に停めて、ホテル内に入ると1階に免税のお店がたくさんあり、ビールはカールスバーグのロング缶が5RM(120円)、ワインも40RM(1,000円)から、他にもウィスキーやスピリッツなども、外で買う値段の半額並みです。
私の好きなバドワイザー、ホーガーデンの小瓶も、6RM(150円)前後でした。
しかしこの区域からお酒を持ち出すには税金を払わなくてはいけないので、みんなここで買ってここで飲むということです。ここを出るときに税関のチェックポイントがあるので、そこで見つかった場合はお金を払わなければなりません。
しかし友人が言うには、日本人に対してはチェックが甘いので大丈夫とのこと。じゃあ誰に対して厳しいのかというと、インド人らしいです。マレー系は宗教上お酒は飲みませんし、中国系は比較的裕福なので、結果的ここに来る客の大半がお酒が大好きなインド人となるようです。
インド人はシンガポールでも酔っぱらって大暴れをして警察の車を燃やしたりしていましたね。街中でも道で酔いつぶれて寝ているのはたいていインド人のオジさんです。
インドでは元々マリワナばっかり吸っていたので、お酒を飲む習慣がなく、大麻が違法になってお酒の販売が始まったのが近代に入ってからなので、インド人の身体にはお酒の耐性がまだ少ない、という事も聞いたことがありますが、さてどうなんでしょう私にはわかりません。
私たちは免税のお店は見ただけで何も買わず、ホテルの外にあるFreedomというBARでビールを飲みました。朝9時から夜9時までがハッピーアワーで、カールスバーグの生ビールが一杯6RM(150円)です。お酒の安い日本ではまぁこんなもんなのかもしれませんが、これは普段缶ビールを1本8RM(200円)で買わされている身としては、ものすごくお得に感じます。
ここは料理もありますし、夜はディスコもオープンして、ワイワイガヤガヤするようですが、夜9時以降は6RMのビールが20RMなるので、私のような貧乏人は夜9時までに完全に酔っぱらいきらなければいけません。
このBARでけっこう長く飲んでいたんですが、夕方からはやはりインド人客がぞろぞろとやってきて賑やかになりました。
私と友人はそれぞれビールを5、6杯くらい飲み、私はクーライへ帰る8時半の最終バスに乗って帰りました。
お店はこのFreedomの他に、食事がメインの所や、喫茶店などもありますし、ここは港もあるので景色がキレイです。免税店で買ったお酒を、敷地内の道路脇で飲んでいる人々もかなりいました。とにかくお酒好きの天国なのであります。
私も必ず近々またここに来るでしょう。お酒が大好きというわけじゃないんですが、こういう雰囲気が好きなんです。誰か一緒に行きましょう。
とまぁこれは土曜日の出来事だったのですが、日曜日は家で久しぶりにチクチクと裁縫をしました。私は実は裁縫が趣味で、ときどき思い立ったようにこれに没頭してしまいます。
と言ってもミシンを持ってるわけでも、生地屋で布を買うわけでもなく、古着屋で気に入った生地の服を買ってきて、それを切ったり貼ったりして、手縫いでチクチク時間をかけて作るわけです。
昨日はチェック柄の女性用のパンツを、3時間ほどかけてカバンに変身させました。
せっかくなので見てもらいましょう。こちらです。
どうでしょう。なかなか雑な作りですが、面白い形のカバンでしょう。
ほんとに切って貼ってなのでつぎはぎだらけですが、けっこう丈夫で色々入りますよ。
このデザインはネットで見つけた「長方形から作るトートバッグ」というやつで、ちゃんと技術のある人が作れば、以下のようにほんとにかっこ良い仕上がりです。
まぁ私はミシンが全く使えないですし、多少不細工なほうが愛着がわくので、いつもわざと少し適当に雑に作ってます。完璧な物が素晴らしいという日本人の常識に対するアンチテーゼでもあります!
ということでこんなバッグを持っているヤツがいたらそれは私なので、石を投げたりしないでくださいね。
来週末はちゃんとシンガポールに帰って仕事をしたいと思います。
それではみなさんも素敵な一週間をお過ごしください!