シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

ベトナム旅行/ホーチミンの柔道クラブで練習してきた 前編

最近、日本の元号が変わったという噂を聞きましたが、あれは本当でしょうか?

近頃日本人とまったく話してないので、裏が取れずに困っています。元号ってそんなに簡単には変わらないと思うので、やっぱりデマなんじゃないかなと思っていますが、どうなんでしょう。

まぁそんな些細な事はいいとして、私は先週末からベトナムの首都ホーチミンに行ってきました。ベトナムに行った事がない人も、その名前くらいは聞いたことあると思いますが、ホーチミンって元々は人の名前だって知ってました?

ベトナム戦争あたりの時代に活躍した革命家の名前です。でもそのまま街の名前にするとか、なかなかすごいですよね。日本の首都の名前が「坂本龍馬」とかだったら私はもっと早く日本を飛び出していたと思います。

2020年坂本龍馬オリンピックとか、ちょっと長過ぎるでしょう。

 

f:id:yangpingsan:20190503185044j:plain

 

今回の旅行ですが、いつものきままな一人旅行とはちょっと違い、大勢で行ってきました。みんな男なんですが、メンバーはシンガポール人、フランス人、香港人と、わたくし縄文人の4人です。そして我々4人には共通の趣味があります。

それはジェイユーディーオー、JUDO

4人はシンガポールの同じ柔道クラブで練習する仲間で、まぁ4人ともたいして強くないんですが、ことあるごとに集まって飲んだり食べたりするメンツです。去年の暮れにもこのメンバーと他にも数人で、マレーシアペナンに柔道の練習に行ってきたんですが、他の数人はもうおまいらにはつきあいきれない、と愛想を尽かしたので今回は我々4人だけとなりました。

私も一ヶ月前くらいに彼らに誘いを受けて、二つ返事でオーケーし飛行機のチケットを買ったんですが、出発一週間くらい前になって彼らからあるメッセージが来ました。

 

ところでヤンピンさん、ホーチミンで柔道できるクラブ知らない?

 

決まってなかったんかい!

まぁそれもそのはず、彼らの頭は柔道よりも、パーティー事でいっぱいです。

しかたないので、私の人脈を駆使してホーチミンの柔道クラブを探したんですが、結局見つからず、もうダメだと思っていた所で、このサイトを見つけました。

Find Dojo - 草柔道倶楽部

草(くさ)柔道倶楽部というんですが、ここを運営している方が、世界中の柔道クラブに練習に行って、彼らとお友達になり、その道場などを載せてくれているのです。素晴らC!

そしてこのサイトを通して、なんとかベトナム人の先生と連絡が取れ、ある道場を紹介してもらう事ができました。ベトナムの先生方は本当にみんな親切で、話もすごくスムーズにすすみました。

 

しかしここで一つ問題が。フランス人メンバーが、出張で急遽ブルネイへ行かなければならない事に。なので練習へは彼以外の3人で行くことになりました。結局フランス人は練習が終わった直後にホーチミンに着きました。ほんとフランス人っぽいわ(偏見)

 

前置きが長くなりましたが、フランス人以外の3人は飛行機も一緒で(帰りはバラバラ)金曜の午後2時頃に着き、その日の夜6時半からの練習に参加するつもりでした。

しかし飛行機が1時間遅れて、到着したのは3時過ぎ。さらに香港人メンバーが、入国のためのビザを取らなければいけないということでさらに1時間近くかかりました。

アジア人ならベトナムはみんなノービザで入国できると思ってたんですが、これは意外でした。

やっとビザを取り、到着ホールに現れた彼ですが、今度は通貨両替SIMカード購入をなんとも入念に、店を一つ一つ比較しながら行い始めました。このはんぱないマイペースっぷりは、日本人ではいまだかつて見たことがありません。やっぱ国が変わるとこうも違うんだなぁと、本当に勉強になりました。こういう気づきは、国際交流の醍醐味です。

f:id:yangpingsan:20190503185717j:plain

 

そしてタクシーでホテルへ向い、そこから折り返して道場に到着したのは夜6時50分。場所は空港からけっこう近い、割と小さなスポーツセンターのような所。予定の時間を20分もオーバーしてしまいましたが、その道場の主、タイ先生はセンターの入り口で我々を待っていてくれました。

f:id:yangpingsan:20190503184835p:plain

f:id:yangpingsan:20190503184235j:plain

(先生のお写真はFaceBookから拝借しました)

 

先生は英語ができるので、我々も自己紹介をしました。練習はもう始まっているので、トイレで着替えをすませ、すぐに2階にある道場へ向かいました。

後半へ続く