シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

シェムリアップ旅行「節約派」に役立ちそうな情報、2023年版 ~食べ物~

今回は【 食べ物 】ですが、カンボジア料理は、タイ料理とベトナム料理の間、という印象を受けました。

地理的にもまさしくそうなので、当たり前ですね。

 

 

ココナッツミルクのカレーや、パパイヤ・サラダなどは、非常にタイっぽいですが、チリはさほど使わないので、タイのように激辛ではありません。

と思ってましたが、一度ある屋台で地元民が食べているパパイヤサラダをもらいましたが、めちゃくちゃ辛くてびっくりしました。観光客にはちゃんと気を使って、辛くしないでくれてるんですね。

あとは、全体的にけっこう味付けが濃いなと思いました。MSG(化学調味料)もけっこう使ってると思います。

 

 

麺類はシンガポールやタイでも名高い、クイティアオという名前の麺料理があります。豚骨ベースのスープに、米粉のビーフンが入っています。

食べるときに、香草、もやし、ライムなどを各自お好みで入れるのですが、これは非常にベトナム(南部)っぽいです。

 

ほかにも、バインセオとか牛肉ごはん(Lok Lak)とか、これってベトナム料理じゃね?と思うものがたくさんあります。

 

気になるお値段ですが、観光客がたくさんいるレストランだと、だいたい3ドルからです。3ドルっていうと一見安く見えますが、450円くらいですから、毎回これくらいのを食べてると、節約派にはちょっとキツイんじゃないでしょうか。

しっかりしたレストランだから、サービスにたいしては安いはずなんですが。

 

しかし地元民が毎食こんなの食べてるのかというと、もちろん違います。地元の人が利用しているレストラン、食堂などではだいたい1~1.5ドルで食べられます。

 

どうやってありつくかといいますと、朝はお近くの市場に行きましょう。

市場には必ず屋台が集まった一角があり、テーブルとイスが置かれ、買い物に来た地元民が、食べながら世間話などをして和んでいます。日本人の衛生観念からすると、ちょっと(かなり)抵抗があるかもしれませんが、私は行く価値大だと思います。

 

市場の食べ物は、安くて、美味くて、新鮮です。おまけに、人もすれてないから、気持ちいいです。

でも市場の悪い点をあげるとしたら、言葉が通じない(英語しゃべれる人けっこういるけどね)、メニューがないからどんな食べ物かよくわからない、暑い、朝しかやってない、という所でしょう。

衛生面は大丈夫です。不新鮮なものは絶対出てこないから、暇なレストランよりよっぽどいいと思います。

 

市場でのおススメはお粥です。

現地語でボッボーと言います。

だいたい豚肉か鶏肉かを聞かれます。ときどき魚もあります。これが一杯でだいたい0.8ドルくらいです。

お粥屋にはだいたい長い揚げパン、シンガポールでいうユーティアオがあるので、指をさしてそれももらうといいでしょう。豚の血を固めたやつも高確率で入ってますので、苦手な人は気を付けて。

 

その次に私がよく食べるのは、バイン・スゥンといって、米粉の麺に揚げ春巻きやら野菜やら香草が入ってるやつです。私はこれが大好きで、朝飯に限らず見つけたらよく食べます。ベトナムにも同じのがあって、よく食べました。

市場で食べるときは、揚げ春巻きと、白い米粉の麺が一緒に置いてある店を見つけましょう。

 

そして、他の国では見た事ない料理なのですが、ノムバンチョックと言う食べ物で、魚の出汁にココナッツミルクと魚醤を混ぜたスープ、それにレモングラスやしょうが、色んな香草、野菜、おまけにバナナの花を入れる所もありますが、そんな面白い食べ物です。

特別、美味しい!ということはないんですが、とても面白い味をしてるので、一度食べてみてほしいです。これも市場では定番だと思います。

 

この3つが私の個人的なおススメですが、その他にも最初に紹介した麺料理「クイティウ」、ベトナムのバインミーと同じ「ヌンパンパテ」なども定番で、間違いないです。

 

上記の食べ物は全て、市場で食べれば1ドル前後です。もし2ドルしたら、それはおそらくぼられています。


あと市場にはスイーツも必ず売っているので、それを持ち帰って食べるのもいいです。定番はカボチャのスイーツではないでしょうか。カボチャの語源もカンボジアですからね。

 

市場以外で、庶民的なものを食べたいと思ったら、なんと呼べばいいのかわからないのですが、店先に銀色の鍋がいくつか出てる店を探してください。

その銀色の鍋の中におかずやスープが入っているのです、それを選んで、白飯と一緒に食べるスタイルのお店です。

 

こういった店を利用するときに気を付けなければいけないのは、一品の量がけっこう多いという事です。

シンガポールにも、エコノミックライスと呼ばれる、このような指さしでおかずを選ぶ食べ物があり、だいたい3品くらい選ぶんですが、カンボジアで一番最初に利用したとき3品選んで、とてもじゃないが食べられない量がでてきました。

 

量を少なくしてもらうことも可能だと思うんですが、なんせ英語があまり通じないので、ことごとく失敗し、それからはまずは一品頼んで、テーブルに来たのを見て、ちょっと足りなそうだったらもう一品頼むようにしています。

 

 

これもだいたい1.5ドル前後でしょう。

 

シェムリアップでここは美味しいし使い勝手がいいなぁと思ったのは下のお店です。

Je Nan Wat Damnak

https://maps.app.goo.gl/24X6fxPiuX5eiPZ99

 

庶民派向けの食べ物について、私が知ってるのはこんなところでしょうか。

でも旅行者向けのレストランもほんとにコスパがいいので、節約する必要のない人はぜひ贅沢になんでも食べちゃってください。お酒も安くて、生ビールも1ドルくらいで飲めますよ。最高ですね。

 

それでは、だれかの参考になれば幸いです。

 

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