シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

Sembawangに温泉卵を作りに行ったんだ

最近、シンガポールの温泉に行ってます〜、ヤンピンです。

 

シンガポールの温泉と聞いて、どこを想像するでしょうか?

湯の森?

yangpingsan.hatenablog.com

 

ノーーー、definitely ノーーーーー

あそこは温泉ではなく、水道水を沸かした風呂なので、気持ちいいですけど湯治などの効果は望めません。

 

今回はあそこではなく

Sembawang(センバワン)にある温泉公園です。

 

100年前くらいだかにお湯が出るのが発見され、2年前くらいだかにリニューアル工事が行われ、今年の春に新たにオープンしたそうです。

この珍コロ騒動による島内監禁状態で、私も満を持して行ってきました。

 

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最初に行ったのは2週間前です。

温泉卵が作れるというので、卵を持参して行ってきました。

MRTのSenbawang駅まで行き、そこから15〜20分くらい南に歩いたと思います。

 

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公園はさほど大きいものではないですが、よく整備された公園の真中に、「源泉」らしきものあり、そこに腰掛けて足湯を楽しむ人々、はたまたそのお湯を組んで自分のバケツに入れて浸かる人々などがたくさんいました。

 

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無料のバケツも用意されてあると聞いてたのですが、実際には無料のバケツは見当たらず、公園内にあるちょっとしたカフェで、有料でバケツを貸し出していたので、それを借りました。

大小2種類のバケツがあり、大きい方を借りたんですが、1時間半で2.5ドル(200円)くらいだったと思います。

 

源泉は階段風になっており、一番下の60度くらいだかのお湯を組んで、そのバケツに入れたんですが、めちゃくちゃ熱くて、とてもじゃないですがそのままでは浸かれませんでした。

ですので、近くに設置してある水道水を入れて、やっと浸かれる温度にしましたが、それでもまだまだ熱かったですね。

 

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周りの人を見ていると、全身ずぶ濡れの人もいたので、足だけじゃなく、上半身にもかけたり、熱湯につけたタオルを羽織ったりしている人もいました。

 

あとはけっこうみんな足が真っ赤になっていて、私も例に漏れず、数分後に真っ赤になりました。

ときどき自宅で足湯をすることがあるんですが、こうはならないので、天然のお湯によるものなんじゃないかなと思います。最初は火傷かと思いましたが、ちゃんとあとで元に戻りました。

 

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そして源泉垂れ流しのところもあるので、みんなそこに持参の容器に入れた卵をたくさんいれて、温泉卵を作っていました。

たしか70度のお湯で、そこに20分置いておいたのですが、ものすごく良い感じの半熟温泉卵が出来上がりました。持参の塩をかけて食べてみましたが、ものすごく美味しかったです。

ずっっと置いておいても、半熟以上には固まらないそうですよ。ほんとかなぁ。

 

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というのが最初の訪問で

その次の週に、今度は一人で行ってきました。

チャリンコで。

 

私の家からSembawangまでは、距離にして約30kmです。

ひっさしぶりの長距離サイクリングでしたから、ちょっとハラハラ、ちょっとウキウキな気分でした。

 

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お昼の12時頃に家を出て、リトルインディアまで行き、Serangoon Rdをブワーーっと北上したのですが、初めての道なので少し迷いながら、2時間以上かかってやっとYishun(イシュン)に着きました。

 

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けっこう疲れていたので、温泉公園までもう少しだったのですが、ホーカーで休憩してニョニャ・チェンドルを食べました。

美味かったです。

オフィス・デスクの側面を思いっきり蹴っ飛ばしたくなるくらいクソ美味かったですね。

 

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そして3時過ぎに温泉公園に着きました。

まずは公園のトイレで、短パンを脱いで、ランニングショーツに履き替えました。

今回は足だけじゃなく、全身をずぶ濡れにする気です。

 

そしてバケツは借りず、持参した防水用のバッグをバケツの代わりにしました。

折り畳めるバッグなので、持ち運びにも便利です。天才ですね私。小学三年生くらいのテストなら、全科目満点を取る自信がありますよ。

 

縦長のバッグで、ちょうど足がすっぽり入り、膝下あたりまでお湯が溜まるので、非常に気持ちよかったです。

 

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そして上半身は裸になり、手ぬぐいをお湯で濡らして、上半身や顔を濡らしたり、拭いたりしてみました。ちょっと物足りないといえば物足りないですが、ただ足湯だけよりは、はるかに温泉気分が高まりました。

 

こんな事をするのは、常連っぽいジジーババー連中だけなので、いかにも異国な顔立ちで、まだまだお若く見えるヤンピンさんがやると、ちょっと目立ってしまったように思います。かなりジロジロ見られました。

 

なので、せめて顔だけでも隠したいと思って、ずっとマスクをつけていました。

パンツいっちょで、マスクをする長髪のオジさん。

マスク嫌いなんですけど、ときどきすごく重宝しますよね。

 

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そして温泉卵も4個しっかり作らせていただき、もうだーーい満足、だったんですが、お湯を汲むために持ってきた、持ち手のある小さいバケツを、うっかり水道場に置き忘れてしまい、足湯をした20分後くらいに慌てて取りに行くと、もうありませんでした・・・。

いるもんですね〜シンガポールにも、ちゃっかり泥棒。

これからは気をつけなくちゃいけません。

 

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公園にも監視カメラがたくさん設置してあるんですが、まぁあれは庶民のための物ではなく政府のためものですから、庶民はしっかり自己防衛しなくてはいけません。

 

最後は公園のトイレの外に設置してあるシャワーを浴びて、短パンに履き替え、自転車でまた30kmを走って帰りましたよ。

 

帰りはやっぱり行きよりも辛かったです。

途中、Wang Poh のホーカーセンターで、晩ご飯と温泉卵を1個食べ、ビールを飲みました。

気持よくなってしまい、もうここらへんのホテルに泊まろうかなと思いましたが、頑張ってさらに30分ほど走り、やっと家に着いたら夜8時を回っていましたー。

 

いや疲れた疲れた。

温泉に行ったのにこんなに疲れてしまいましたが、久しぶりのサイクリングもけっこう楽しく、行ってよかったですね〜。

 

そして温泉卵が本当に美味しいので、最低でも月一回、できれば週一回くらい、このセンバワン温泉に通おうと今現在考えておりますが、さてどうなりますか〜。

 

 

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