もう先月のことになりますが、マレーシア人の友達に、なんか近場で面白い動画撮りたいなーと意図的につぶやいたところ、友達が俺のおじさんがドリアンファームをやってるから、それを見に行こうや!ということになり、ある日の夕方、友達の仕事が終わってから、彼の車で連れて行ってもらいました。
場所は私の家があるクーライ(Kulai)から車で30分ほど北に行ったところにありました。林の中で、一見して農場にはまったく見えませんでしたが、さっそく目の前に一個小振りなドリアンが転がっていました。
ドリアンというのは日本にはないので、あまり馴染みがない果物だと思いますが、マレーシアのドリアンは木になる果物で、その木はたいていとても高く、20m以上ある木などもあります。なので、登って取るというのは一苦労だという事もあるのか、とにかく落ちてくるのを待って収穫となります。落ちて来てやっと食べごろなんですね。
タイやインドネシアにもドリアンはありますが、タイのドリアンはあきらかにマレーシアのとは違いますね。タイのは見た目がもう、たんたんたぬきのキ◯タ◯みたいですから。
味もけっこう違いました。(タイのドリアンは一回しか食べた事ないですが)
マレーシアの(良いクオリティのやつ)は、少しビターで甘さ控えめですが、タイのはもっと甘くて大味だったような。
マレーシア人、シンガポール人はタイのドリアンはあまり好きじゃないと思いますね。
日本で手に入るドリアンは、たぶんタイ産だと思います。
上がマレーシアの、下がタイのドリアンです。
ドラクエのボストロールが持ってるのはマレーシアのドリアンです。
そして(マレーシアでは)ドリアンというのは、みんなが寝静まった夜に落ちてくるんだそうです。だから人を傷つけない優しい果物なんだよ、なんて事を聞いたこともあります。
しかし前に住んでいた家のお隣さんが、庭にドリアンの木を持っていましたが、普通に昼間に落ちてきてましたけどね。そして私がこの農場にいたときも、一回だけですが落ちてくるのを見ました。少し殺意を感じました。
話しをファームに戻しますが、林の中なので蚊が大量にいて、私がじっと静止して動画を撮っていると、蚊がめちゃくちゃ集まってくるのです。まるで私が蚊のために静止しているような図になってました。
ファームの中にはドリアンだけではなく、ランブータン、バナナ、サワーソップ、あとは胡椒の木なんかもありました。
食べ放題らしいのですが、日本のイチゴ狩り農園みたく整備されていないので、そのままの大自然の中で食べてると、自分が猿か畜生にでもなった気がしました。
でも久しぶりに食べたドリアンは美味しかったですね〜。ブランドはKampong Durianというもので、少しビターな甘さ控えめのやつです。シンガポールにはたぶん出回りません。蚊がいないところでゆっくり食べれたらもっと最高でしたけど。
そんなわけでその模様をよかったら最後にご覧ください。
i-phoneで撮ったので、画質も悪くないと思うんですが。
ドリアンのシーズンは年に2回で、次は7月頃ですね〜。
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