シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

コロナ後初、2022年マラッカの旅

先々週、奥さんと二人でマラッカに旅行に行ってきました。

今年7月に日本に帰ったり、先月もマレーシアのJBに行ったりしましたが、日本は一時帰省だし、JBは日帰りだったので、今回がコロナ後初のちゃんとした海外旅行と言えるのではないかと思います。

なんだか以来初というのが、気持ちを一新させてくれるので、そう言ってみただけですが。

 

 

今回の旅程は一週間。いつもはバスを乗り継いで行くんですが、今回は行きも帰りもシンガポ―ル⇔マラッカの直行バスを使いました。値段はシンガポール発が28ドル、マラッカ発が20ドルでした。

前はシンガポールから公共交通でJBへ行き、JBのバスターミナルからバスでマラッカまで行ったので、値段は約15ドルで半額でした。その分時間も労力も割り増しですが。

 

バスの発着場所はBugis駅から徒歩10分の、Queens Street Bus Terminalです。

 

 

バスは707-incという会社ので3席シートのエアコンバスです。

 

 

平日の朝8時半に出発したバスは、シンガポールの東にあるTuas Checkpointからマレーシアに入りました。チェックポイントはガラ空きで、非常にスムーズでした。それからトイレ休憩が一回あり、マラッカに着いたのは午後2時過ぎ。ウェブサイトには4時間くらいで着くと書いてありましたが、結局5時間以上かかりました。

 

バスが着いたのは、Casa del rio hotelという有名なホテルの前だったんですが、我々はそこから歩いて5分くらいのD'Laksamanaという常宿に泊まりました。ダブルベッドで一晩2,500円前後。

ここは、今まで様々なマラッカのホテルを泊まり歩いた私が最後に、やっぱここだなと思えた、とてもリーズナブルで綺麗な宿です。コロナで潰れたかなと思ってましたが、大丈夫でした。

 

 

しかし3日目に、開拓精神から違う形態の宿に泊まってみようと思い、Mahkota Hotel Melakaの一室で、一晩4,000円ぐらいのをAirB&Bで見つけ、そこに行ってみたんですが、部屋に入ったらなんと清掃がまだ終わってない状態でした。こんな事は初めてで、テンションガタ落ち。

結局清掃が入ったのは5時間後だったんですが、その清掃すらもすごくテキトーで、床などは掃いてもいなかったので、自分たちで軽く掃除しましたが、これで清掃料取られるんですから、さすがマレーシア!

サイトでの評価はかなり高かったのですが、マレーシアではこんな事が起こるんですね~。非常に良い社会勉強になりました。というかあんなにテンションが下がった自分を見るのが久しぶりで面白かったです。

 

 

ちなみにオーナーさんの言い分は、突然清掃スタッフに欠員が2名出てしまった、とのことで、その日はちょうどマレーシアの選挙の日だったので、なんとなく信ぴょう性もあるっちゃあるのかなと。

でも部屋からの景色は素晴らしく、大きいプールもすごく気持ちよかったです。プールで泳いだのもコロナ以降初めて。

 

 

過ごし方ですが、マラッカにはもうかれこれ20回くらい行ったことがあるので、観光はとくにせず、行きつけの店などを再訪したり、現地の友人に会ったり、読書したりしていました。

 

今回何度もリピートして食べてしまったのが、Roti Pisangバナナ入りのローティプラタです。シンガポールでも食べられますが、マレーシアの方が人気があるし美味しい!

たいていマーガリンとハチミツなんかも織り込んであって、その甘いローティがちょっと辛いカレーと混ぜ合わさるともうなんとも言えない美味しさです。

値段は1枚3RM(1SGD)くらい。マレーシアのママック(インド系ムスリム食堂)に行ったらぜひ食べて欲しい一品です。

 

 

ママックショップ ↓

 

あとはドリアンを食べる機会もありました。

ブランドは言わずと知れた猫山王(マオサンワン)。マレーシア人が呼んでるMusang King(ムサンキング)の方がもっと強そうで好きです。

これもコロナ以降初めて自分で買ったドリアンだったんですが、本当に美味しかった。ちょい甘ちょい苦で、まるで私のフェイバリットドリンク、Kopi-C 少糖のよう。

値段は、1kg, 68RM (20SGD)

選んでもらったのが1個1.3kgだったので、80RM (24SGD)でした。

 

 

今回見つけたお店で大当たりは、Jalan Melaka Raya3にあるD'Tandoori Houseという北インド料理の店で、ここでタンドリーチキン、Brinjal Masala(ナスのカレー)、カシミール・ナン(ドライフルーツが入った甘いナン)を食べたんですが、これも文句のつけようがないお味でした。店員さんの態度もすごく良かったし。

さっきも甘いローティ・ピサンと辛いカレーの組み合わせが絶妙と書きましたが、こちらのカシミール・ナンと脂っこいカレーのハーモニーが最高でした。

塩コショウってのがありますが、塩砂糖ってのもあっていいんじゃないかと思います。塩1:砂糖8くらいで混ぜておいて、お餅にかけたりすると絶対美味いと思います。

 

 

最後に、マレーシアに戻ってきたな~と一番思ったのは、古着屋です。

私も奥さんも、古着屋で掘り出し物を見つけるのが趣味の一つで、とくにマレーシアは古着文化が強いので(とくにマレー系の間で)大きくて品数の多い店がたくさんあり、古着屋巡りはとても楽しいです。

特徴的なのは、昼よりも夜がメインで、今回我々が行った店も午後2時から夜の12時まで空いてました。マラッカは昼間本当にクソ熱いので、夜に行くともっと快適に服を探せます。

あとは蚊が多くて、ショーツを履いて行くと買った服の数だけ刺されたりします。

だいたい5RM~15RMのあいだで、帽子や靴などもたくさんあります。

私は自分で着るというよりも、その服の生地を使ってカバンや小物を作るのが好きなので、今回は特大サイズのコーデュロイパンツなどを買ったりしました。

奥さんはTシャツ、パンツを10枚くらい買ってたので、二人で合計50RM(15SGD)でした。

誰も行かないと思いますが、一応おすすめしておきます(笑)

 

 

今回は行けなかったんですが、マッサージも安くていいですね。あとTCM(中医)なんかも、良い所見つけておいて、定期的に来ようかなと考えています。

なんせ物価がシンガポールより断然安いですし、質も良いいですから、こっちに来るなら利用しない手はないと思うのです。酒は安くならないのがちょっと残念ですが。

 

というわけで長々とですが、お久しぶりのマラッカ旅行について書かせていただきました。ご拝読いただき、まことにトゥリマカシ。

 

 

YouTube動画も作ったので、興味があればどうぞ~。

youtu.be

 

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