さて今月から私の脳内で妄想しない月間が始まりました。
妄想しない月間とは、文字通り、できるだけ妄想をしないようにする一ヶ月間です。みなさんも良いチャンスなので私と一緒にやってみませんか。
なぜこんなこんな事になったかというと、パンデミック以降に始まった人間関係のイライラやストレスが、1年経った今も依然としてなくならないので、とうとうリーサルウェポン(最終兵器)として「妄想」を禁止するに至りました。
前に草薙龍瞬という若い和尚さんが書いた反応しない練習という本を読んだことがあるんですが、たしか彼が言うことにゃ
「人間は一日に何千個、何万個という妄想を生み出している。そしてそれがイライラやストレス、心を乱す元になっている」
そんなような事が書いてありました。
妄想っていうのはあれですよ。例えば街であるオジさんを見て
なにあのオジさん一人でブツブツ言ってんのよ頭おかしいんじゃないのか(1コ)
↓
ああいう人が通り魔殺人とかやるんじゃないのか(1コ)
↓
もしあのオジさんがここでナイフ出したらめっちゃ怖いな(1コ)
↓
そうなったら俺は後ろから蹴り飛ばして押さえつけてやる(1コ)
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そんな事になったら新聞とかに載って有名になるのかな(1コ)
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有名になったら芸能人とかと合コンできるんじゃないだろうか(1コ)
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そうなったらあそこの隠れ家的な居酒屋でやりたいな(1コ)
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そうだ居酒屋といえば昨日の飲み会おれ金払ったっけ?(1コ)
こんな感じでざっと8個ですから、100個くらいはあっというまですよね。
このような妄想をしなければ、被害妄想や、一喜一憂なども減り、ストレスが軽減されるというわけです。ざっくりですが。
そしてこの妄想を止める方法というのが非常に簡単なのです。
それは、自分が妄想を開始したときに、客観的に自分を見て「今妄想しているよ」と自分に言ってあげるのです。
たったそれだけです。
自分に言う言葉は「はいはい、また妄想してるよ」でも「なにおまえ、また懲りずに妄想してんの」でもいいと思います。
ちょっと2重人格者みたいですが、こうやって客観的な自分をもう一人作っておいて、自分がカッとなったときや、冷静な判断ができなくなったときに、今の状態をその自分に説明させるのです。これは非常に効果的です。
私もその本を読んだ当時は、これいいなと思ってずっとやっていたんですが、やっぱり時間が経つと忘れてしまって、久しぶりに思い出しました。
今月はこの方法で妄想を止め、いつもより心穏やかに過ごせたら良いなと思っています。
まぁでも俺の事だからすぐにまた忘れて、ストレスまみれの生活に舞い戻っちまうだろうがな
( ↑ これは妄想?それとも客観的な自分の意見?)
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