シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

コロナ騒動の良いところ?

マレーシアが封鎖され入国できなくなってしまったので、ずっとシンガポールで大人しくしています。今日で滞在5日目になります。

 

シンガポールにこんなに長くいたのも久しぶりですが(ほぼ毎週マレーシアに行っていたので)、いざ住んでみると居心地もなかなかいいですね。

マレーシアの家まで行くのって、片道3、4時間かかりますから、その移動がないのってやっぱり楽かもしれません。

ただ食べ物がワンパターン化してきて、それが心配です。毎日醸豆腐(ヨントウフ)か、エコノミックライスかのほぼ2択です。

 

f:id:yangpingsan:20200323180033j:plain
f:id:yangpingsan:20200323180031j:plain
醸豆腐
f:id:yangpingsan:20200323180032j:plain
f:id:yangpingsan:20200323180035j:plain
エコノミックライス

 

やっぱりお手頃な値段で野菜中心の料理と言えば、これになっちゃうんですよね。

 

さてコロナは静まる気配はなく、シンガポールでもさらにエスカレートしてきて、明日24日からシンガポールは外国人の入国は禁止になります。マレーシアに続いての全土封鎖ってやつですか。

 

発表によると、新しく感染した人のほとんどが、外国からシンガポールに帰って来た人だということです。こんな時期にどこのどいつが未だに海外に出て帰ってくるんだ??と思い、色々現地人に聞いてみたところ、

一つは海外に留学していたシンガポール人の若者だそうです。彼らが、状況が状況だけに一度ヨーロッパなどから帰国したんですが、その多くがコロナに感染していたのだとか。

そしてもう一つのパターンが、今ちょうど学校の春休みなので、政府の警告などは無視して、海外に家族旅行に行っちゃうシンガポール人がけっこういて、かれらが感染して戻ってくるのだとか。

 

友人はとんでもない奴らだと怒ってました、私としてはそんなに気骨のあるシンガポール人がいるんだ!と、少し感心しました。感染も、2週間の自宅待機も恐れぬ、なんとも豪快なシンガポール人。

 

そんなマイペースなシンガポール人がいる一方で、やはり仕事に影響が出て売り上げがガタ落ちしたお店なども少なくはありませんし、運悪く2週間の自宅待機をくらった友人などもいます。

ほとんどの人がけっこう浮かない顔をしていますが、そんな中で個人的には嬉しいニュースが1つありました。

それはイタリアのベネチア運河にイルカや魚が戻ってきたというニュースです。

 

新型コロナウイルスで活動が制限されたイタリア、ベネチア運河でイルカの姿が発見される | ニコニコニュース

 (※実はベネチアの運河ではなくて、フェイクニュースだったらしいです)

 

これって、きっとイタリアに限らずどこの観光地でも同じだと思うんですが、コロナが続けば続くほど、環境問題はどんどん改善されていくんじゃないでしょうか。

川には魚が戻り、今まで垂れ流された排水も、水の自浄作用によってどんどん浄化が進み、人が来なくなった土地には草が生え、虫たちが戻ってくるのでは。

 

まぁ単なる希望的観測ですし、人間がまず経済的に豊かにならなければ、綺麗な自然も意味がないと思う方が多いのだと思いますが、私はマレーシア暮しで、比較的原始的な生活に慣れてしまい、むしろ居心地がいいので、こういう事が割と気になります。

 

今後どうなるのか、私には全く予想がつかないですが、きっと悪い事ばかりではないんじゃないでしょうか。良い事と悪い事は、必ずセットですから。

なんて、気休めにもならないですがね。

 

 

もし記事が面白かったら、下のバナーをクリックお願いします~

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村