時間が空いてしまいまいたが、10月に行ったペナン旅行の続きです。
前回までの話し
ペナン島まで結婚式に行ってきた その2 - シンガポール漂流生活
友人の結婚式が終わり、もう1日半時間があったので、ペナンのジョージタウンを観光してみました。
まずは朝一で違うホテルに移りました。
名前は WeLuv Travel Guesthouse といい、チュリア通りの1本裏手、Kampong Malabarにあります。
ここは私がペナンのジョージタウンで一番おすすめの宿です。グレードは高くないので、あくまで節約旅行者、バックパッカーのための宿です。
ここはドミトリーがなく、シングルルームで一泊1,200円くらいから泊まれますが、スタッフがとても親切で知識も豊富です。観光に関して色々と教えてくれます。
「夜間はお静かに」という注意が館内に行き届いているのか、いつも静かですし、掃除も行き届いています。
ロケーションもいいです。チュリア通りの裏だし、バス停も、市場も近い。
超オススメです。
さて朝ご飯は、前日は食べられなかった、Jalan Transferにあるローティーチャナイのお店に来ました。
朝から激混みで超繁盛しています。お客さんはマレー系だけじゃなく、中華系もたくさん。
さて、何をどうやって注文しようかと考えますが、店員は超忙しそうに走り回っていて注文する暇が全然ありません。そこへ、先に隣りに座っていた客の所にスタッフが注文を聞きにきたので、私も反射的に、同じもの1つ!と注文してしまいました。
そしてしばらくすると運ばれてきました、この店の名物が。
これはローティトゥルー(Roti Telur)アヤム(Ayam)ですね。
ローティトゥルーは、卵の入ったパンケーキ、アヤムは鶏肉のことです。
お味は、そこまで絶品とは思いませんでしたが、まぁそこそこ美味しかったです。鶏肉は柔らかくて、できたてって感じで熱々です。
でも朝飯にしては私にはけっこう重かったですね。昼飯くらいがちょうどいいんですが、午前中でこの店は閉まりますし。
お値段は11RM(300円くらい)だったかしら。普通の店よりちょっと割高ですね。
メニューもないので注文は指差しが無難です。他のお客さんの食べてるのを指差して、あれちょうだい!と叫んでください。
ここはほんとに繁盛しているので、実は少し離れた他の敷地にもテーブルがあり、そこもいつも満席でした。マレーシアには、たまにこういうバカみたいに儲っている露店があります。
人生わかりませんね、何が起こるか。ローティ長者め!
腹も一杯になり、午後からはフェリーに乗ってみることにしました。
ジョージタウンの東側にある港から、対岸のバターワースまでフェリーが出ていて、これがバターワース行きはなんと無料なのです。帰りのペナン島行きも、30円ほど。
観光と呼べるほどの絶景ではないにしろ、私は船がけっこう好きなので、良い暇潰しにはなります。
そしてこの港まで行くのも、無料のバスでいけます。無料ばっかり!
表示板にCAT(Central Area Transit)と書かれているバスがそれで、ジョージタウンをグルッと回って、港の隣りにあるバスターミナルに行きます。15分間隔で運行していて、とっても便利です。
レンタル自転車は暑いからイヤという方は、ぜひこちらをお使いください。
上記のバスで港に到着しました。
フェリーは2、30分間隔で運行していて、着いてすぐにフェリーに乗り込めました。
フェリーには車やバイクも搭乗できて、現地の人には通勤の足として利用されています。
フェリーはすぐに出発して、港を少しずつ離れて行きます。
私はベンチには座らず、対岸が見えるフェリーの先端に立っていました。海風が私の髭面の頬を優しく撫で、とても気持がいいです。
フェリーはおよそ15分ほどで、対岸のバターワースに到着しました。
バターワース側には、バスターミナルと鉄道の駅があり、ここから国内の色んな所へ向かうバスと電車に乗る事ができます。
あとは新しそうなショッピングモールがありましたが、さほど面白そうなものはなく、日曜日だというのに人もあまりいませんでした。マレーシアあるあるですね。
銀ダコがあり、ちょっと食べてみたかったですが、後悔する確率が非常に高いと思いやめました。
というわけですぐにまたフェリーに乗ってペナン島に帰ることにしました。
フェリー乗場に向かう通路に、変な標識が。
犬だめ、牛だめ、オウムだめ、そして・・・。
よくわかりません。世界にはよくわからない事がたくさんあります。
帰りのフェリーにも人、車、バイクがたくさん乗っています。
先端に人がたくさんいたので、ベンチに座ったんですが、目の前に気になる家族がいたので、本を読むフリをしながら隠し撮りしてしまいました。
スイカ柄のシャツに、チュンリーみたいな赤いボンボンをつけた女の子がはしゃいでいて、お母さんもお父さんも、イスラム系ですがけっこうハイセンスな服装をしていました。非常に珍しいタイプです。
そんな事をしているあいだに、あっという間に到着です。
帰りは小雨が降っていましたが、ジョージタウンの北側にある海岸の公園まで歩いていきました。
すると空には大きい虹がかかっていました。吉兆です。
それからまた、近くのバス停から無料バスに乗ってチュリア通りまで行き、少し散歩しましたが、ちょっとムフフと笑ってしまう落書きを見つけました。
THE LAST CAR THAT PARKED HERE IS STILL MISSING.
最後にここに停めた車はまだ見つかっていない
夕方前に宿に帰ってきましたが、全然お金も使わず、暇つぶしには最高でした。
ぜひ時間を持て余したらフェリーに乗ってみてください。けっこう旅情を感じますよ。
夜はてきとうな店でペナン名物のチャオクイティアオ(炒粿條)を食べてみました。きしめんの焼きそばみたいなやつです。
シンガポール人が、ペナンのチャオクイティアオはシンガポールのと全然違う!というので食べてみましたが、そもそもシンガポールでこれを全然食べないので、もちろん違いがわかりませんでした。普通に美味しかったですけどね。
そして次の日の朝、また昨日と同じローティーの店に行き、今度は別の物を頼んでみました。
ローティーバカル(Roti Bakar)、いわゆるトーストです。
半熟卵もついてきましたが、ポイントは炭火で焼いたトーストです。それにただマーガリンを塗っただけなんですが、これに醤油と胡椒をかけて食べると、けっこう美味しかったです。
ここ以外にも、近くにRoti Bakarと書いた露店がたくさんあったので、隠れた名物なのかも。知らんけど
そしてまた無料バスに乗って、昨日と同じく港で降り、散歩がてらに朝のジェッティーを見に行きました。
朝は引き潮で、小さいカニとか、ムツゴロウみたいな魚が、泥の上を這っていました。
というわけで、今回の観光は以上で終わりです!
このあとコムタから、バスに乗って空港まで行き、シンガポールに帰りました。
ペナン島は、日本からの直行便こそありませんが、KLからは飛行機が毎日何便も出ていますし、見所もたくさんあり、食べ物も美味しい!おまけにバスに3時間乗ると、タイにも行くことができます。
ぜひ興味と時間があれば行ってみてください。
もし記事が面白かったら、下のバナーをクリックお願いします~