早く新しいキッチンに慣れるために、できるだけ自炊をしていますが、なにせ家が広いので、あっちに醤油取りに行って、こっちで調理して、またあっちに食器取りに行ってと、前の二倍動いてます。
いい加減めんどくさくなって、もう醤油は入れなくていいやとか、これおかずだけど茶碗に盛ろうとか、そんな事にときどきなります。
一カ所にまとめればいい話しなんですが、家の中のキッチンを拠点とすると、換気に問題があるし、屋外のキッチンは物を置くスペースが少ない、というジレンマに翻弄されております。青春っていいですね。
そんな茶目っ気たっぷりのきもいオッサンなんですが、先日これまた茶目っ気のあるデザートを作ってみました。
日本ではあまり見ないと思いますが、タロイモという芋を使ったデザートです。
まずは見てもらいましょう。
はじめまして日本のみなさん、私がタロイモです。
恥を忍んで言いますが、私はずっとこれをヤムイモと呼んでいました。
今回この記事を書こうと思って、いい加減なことは書いたらあかん、なめたらあかんと思って調べたところ判明した次第であります。
ちなみにヤムイモというのも、色々種類があって、姿形がけっこう違うので、私は今現在も非常に混乱しております。
ヤムイモで画像検索したら実に色んな芋が出てきますし。
日本のナガイモも、ヤムイモの一種なんでしょうか。
さらに当のタロイモを画像検索しても、若干統一感に欠けるような気がします。
そして日本の里芋もどうやらこのタロイモの一種らしいです。
芋ってほんと色々種類があるんですね。
でも芋に言わせれば、人間だって相当色んな種類があるはずです。 オバマとかベッキーとか見ると、芋も相当混乱すると思いますよ。
まぁそんなこと、どーーーーでもいいですよね。
まぁそのタロイモなんですが、こちらでは市場でもよく見るし、デザートやパンなどにもよく使われる、ほんのり甘い芋です。
このタロイモを使ったデザートなんですが、名前はタロイモと白玉のココナッツミルク煮です。
もうレシピそのもののような名前ですが、私が今勝手につけたものです。
本来は白玉ではなく、サゴと言われる、サゴヤシという植物から取った澱粉で作った小さい玉を使います。
しかし白玉粉がもう何年も引き出しの中に入ってたので、一斉処分に白玉を使ってみました。ちなみに消費期限は1年ほど切れていますが、肉は腐る前が一番美味しいと言いますしね。(意味不明)
まず材料ですが、もちろん
- タロイモ 1個
- 白玉 好きなだけ
- ココナッツミルク 2カップ
- 水 2カップ
- 氷砂糖 少々
ではさっそく調理にとりかかりましょう。
まずはタロイモを小さく角切りにします。
タロイモの中には毛細血管みたいな色のついた部分があります。別にこれがまた違う味がするとか、そういう事はありません。
そしてその角切りにしたタロイモを、蒸し器で柔らかくなるまで蒸します。
電子レンジなんて邪道な物を使ってはいけませんよ。
次は白玉です。これは大和魂を持ったみなさんには説明は要らないと思いますが、白玉粉に水を混ぜて練って、猫のキ◯玉くらいの大きさにちぎります。
そしてそれをお湯の中に投入し、しばらくしてお湯の表面に浮かんできたらオッケーです。ザルにあげて水でしめましょう。
続きまして、水2カップに氷砂糖を少々入れて沸かします。
お湯が沸いて砂糖が溶けたら、そこにタロイモとキン玉をぶっこんで少し煮た後、ええいままよ!と言いながらココナッツミルク2カップを入れます。
だいたい温まったら、はい完成です!
温かいまま食べてもいいし、冷蔵庫に入れて冷やしても美味しいです。
私はココナッツミルク好きなので、ココナッツミルクベースのスープがあれば、何を入れても間違いないです。でもいくら好きと言っても、ココナッツの摂り過ぎはあまり身体に良くないですね。
椰子汁はほどほどに。
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