シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

色んな「どぶろく」できたよ

前から自家製酒を作ったレポートなどをよく記事にしていました。

 

日本では酒税法だかなんだかで自家製酒を作るのが違法になってしまうとか聞きましたが、シンガポールでは自家製酒作りは、販売しない限り違法ではありません。

シンガポールではというか、日本がおそらくマイノリティであって、私の知る限りでは少なくとも東南アジアではどこの国でも自家製酒作りは認められているはずです。

 

しかもシンガポールはお酒の値段が高いので、私は自分で安く作り、毎日一人でぐびぐび飲んでいます。

 

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最近も色んなお酒を作っていまして、スパイスどぶろく、ハニーどぶろく、コーヒー酒、はちみつ酒などにも挑戦したんですが、ちょっと結果がいまいちで、まだまだ改良が必要だと思われ、ここにレシピを記すまでには至っておりません。

 

そんな中で、これは大成功だなと思うのが2つあるので、紹介したいと思います。もちろん私が作ったYouTube動画つきです。

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自分の度量の狭さを1日に2回も実感した日

一週間前くらいですが、ある2つの出来事から、自分を見つめ直しました。

 

ある平日の朝に、いつも通り朝7時くらいに近所の公園に行って一人で散歩をしていました。すると後ろから声をかけられ、振り向くとターバンをまいた髭もじゃもじゃのインド人の青年がいました。

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彼とは数ヶ月前に一度この公園で会ったことがあります。

彼は去年の10月くらいに、インドからはるばる、私の家の近くにあるシーク教寺院へ、楽器演奏者として送られてきたインド人です。(彼がそう言っていました)

彼は本当に純粋無垢なヤツで、私に声をかけてきたときも、自分のぽっこりとしたおなかを見せて「どうやったらこれをひっこめれますか?」と聞いてきました(笑)

そのときに10分ほどカタコトの英語で話をしたんですが、その彼が久しぶりに公園に現れ、また二人で数分他愛もない話をしました。

 

その時ちょうど、インドではコロナ患者が急激に増えてエライ事になっているとかニュースでやっており、FaceBookにはインド人を差別するような書き込みがたくさんあり、インド好きの私は自分が好きな物を穢されている気がして不快に思っていました。

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キミは「風之谷」を知っているか

ニュースをあまり見ないのでよくわかりませんが、どうやらシンガポール市内でPCR検査の陽性反応者が出たとかなんだかで、またフェーズ2の状態に逆戻りだとかなんだか。なんだかなー。

個人的な影響としてはキャンプができなくなった事と、柔道の練習がなくなった事

とりあえずこの2つです。

 

毎月数回キャンプ場でキャンプをしに行っていて、キャンプのクオリティーもどんどん向上していたので、これは非常に残念です。

しかも友人夫婦にも一緒にキャンプしようと誘い、彼らがテントを購入した直後にこんな事になってしまったので、彼らにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。まぁ私のせいではないんだけども。

テントはまだ一度も開けられることなく、物置へ送られたのだとか。

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そして柔道のほうも、今年になってから新しい練習生(白帯さん)がたくさん入り、彼らもやっと色々な技を習い始めて楽しそうだったのに。自分が練習できない事よりも、彼らの事のほうが気がかりです。

マスクをつけて、まったく疲れない練習ならやってもいいらしいですが、うざっけんな柔道はヨガじゃねんだぞ!ということで、やはり一時休止を選んだとのこと。

そりゃそうでしょう。

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最近思うのは、人々がこの状況にだいぶ慣れてきて、最初の頃の気持ちやを忘れ始めているなという事。マスクするのが当たり前、外に出ればスキャンするのが当たり前などなど、すっかり新しいルールにも慣れてきて、さらなる次の新ルールへの準備も万全という感じ。けっ!

人間の適応能力とは、なんと素晴らしい力にして、なんと恐ろしい習慣でもあるのだろう。

たとえばあなたが今「ウンコを食べろ」と言われたら、「は?」となると思いますが、私は自信を持って言いましょう。十分な時間と、正しい段階を踏めば、あなたもきっといつかウンコが食べられるようになりますよ(笑)

 

コロナに出会ったばかりの頃の、あの純粋な気持ち、思い出そうよ。

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シンガポールで結成された日本人演劇ユニット「THEATRE BOLEH」

前回、インドネシアの劇団を紹介しましたが、その劇団の事を教えてくれた友人も、実はシンガポール在住の日本人で、仕事の傍らに役者をやっているという非常に珍しい方です。

その彼が昨年末、シンガポールにて日本人による演劇ユニット「THEATRE BOLEH(シアターボレー)」を結成しました。

 

Instagram@THEATRE BOLEH

https://www.instagram.com/theatreboleh/

 

そしてその処女作が今月やっと完成し、YouTubeにて公開されました。

わたしもどんな作品か知らなかったので、見てびっくり。

なんと夢野久作の「死後の恋」という、昭和三年に書かれた短編小説でした。

 

渋い 渋すぎる

 

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あらすじは

ロシア革命直後のウラジオストク。スウェツランスカヤ(ウラジオの銀座通り)の大通りをさまよう奇妙な風体の男。唐突に、誰ともなく通行人をつかまえては、『私の運命を決定(きめ)てください』と、ただならぬ言葉を皮切りに、数奇な体験を語り始める。彼が例えていわく「死後の恋」。それは美貌の少年兵との、奇妙な物語だった。 

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インドネシア人による日本語ミュージカル!?

先日友人から、インドネシアのある劇団がオンラインで演劇をやるという事を聞き、さっそくそれを見てみたのですが、これが面白かった。

あああ 面白かった。

いや、まだ続いているので、面白いと現在形で言うべきでしょう。

 

その劇団はジャカルタを中心に活動している、劇団en塾という名の劇団で、役者さんはみんな完全ローカルなインドネシア人なのですが、なんと日本語で時代劇をやっているのです。

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しかも少しミュージカルの要素もあり、劇の合間に必ずインドネシアっぽい曲調の歌があって、しかもそれも日本語で歌っているのです。

これには久しぶりに私の既存概念が完全崩壊させられました。

 

みんな日本語がとても流暢というわけではなく、きっと上手に話せる人もいるでしょうけれど、ほとんどの人は、この劇のためにセリフとして日本語を覚えているという感じです。だから、イントネーションとかが、かなり普通の日本語とズレていて、そこがとても面白いのです。

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Pasir Ris Parkで夫婦キャンプ

最近たいした事をしていなかったので、ぜんぜんブログを書けずにいました。雨が多いので、遠出する気がなくなるのです。

 

しかしこんな事ではいけないなと思い、先週の火曜日に、久しぶりに奥さんと二人でキャンプに行ってきました。前回はイーストコーストに行ったのですが、今回はPasir Ris Parkのキャンプ場へ行ってきました。

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6、7年前に一度だけ奥さんとそこでキャンプをしたことがあるのですが、私はあまり記憶になく、奥さん曰く、楽しかったけど大雨が降ってテントに水が入りまくって大変だったそうです。

 

今回も天気予報は雨だったので、今日は延期したほうがいいんじゃないかと言ってみたのですが、そんなの行ってみないとわからないじゃないみたいな反応だったので、行ってみる事にしました。

言われてみると、たしかにそうだよな、たまには良い事言うなおれの奥さん、と思いました。

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おれは妄想をやめるぞ

さて今月から私の脳内で妄想しない月間が始まりました。

 

妄想しない月間とは、文字通り、できるだけ妄想をしないようにする一ヶ月間です。みなさんも良いチャンスなので私と一緒にやってみませんか。

 

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なぜこんなこんな事になったかというと、パンデミック以降に始まった人間関係のイライラやストレスが、1年経った今も依然としてなくならないので、とうとうリーサルウェポン(最終兵器)として「妄想」を禁止するに至りました。

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前に草薙龍瞬という若い和尚さんが書いた反応しない練習という本を読んだことがあるんですが、たしか彼が言うことにゃ

「人間は一日に何千個、何万個という妄想を生み出している。そしてそれがイライラやストレス、心を乱す元になっている」

そんなような事が書いてありました。

 

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ワクチン打ってる打ってる!

さて、今年も?ワクチンの季節がやってまいりました!

コロナワクチンをすでに打った人が、私の周りでもどんどん増えています。

 

シンガポールでは、コミュニティーセンターなどで受けられるみたいで、10分くらいであっという間に終わり、その後30分はそこで座って待機し、それから家に帰れるそうです。

ワクチンは2回打たなくてはいけなく、2回目はだいたい一ヶ月後くらいになるのだとか。

 

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私の直接の知り合いでワクチンを打った人は、まず40代の消防士さん。彼は一回目の摂取のあとですぐ風邪を引いたそうです。2回目は、何も起きなかったとか。彼の祖父母も、もう2回したが、摂取後の異常は見られなかったと言っていました。

 

次は医療関係の会社で働いている30代の友人なんですが、彼は2回目の摂取のあとに高熱が出て3日苦しんだそうです。1回目はなんともなかったとか。

彼の知り合いでも、何歳ぐらいの人かは知りませんが、2回目の摂取のあとに熱が出たという人が数人いると言っていました。

 

そして私が日本語を教えている学生さんで、60代後半の人が3人もいるんですが、彼らも最近1回目の摂取が終わりました。摂取後もとくに何も反応は出なかったようです。

彼らは高齢なので、彼らの友だちも半分くらいの人がもうワクチンを打ったようですが、摂取後に風邪を引きやすくなったり、疲れやすくなった人が数人いると言っていました。

 

あとはうちの義理の両親も1回目が終わりましたが、これもとくに反応は出なかったようです。

 

以上の人達は、みんなシンガポール人です。

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