シンガポール漂流生活

シンガポール在住歴12年、日本語教えたり、絵描いたりして、なんとなく生きてます。

納豆をぶっつぶす タイのトゥアナオ風

以前天然納豆を作っているという記事を書きましたが、あいかわらず作り続けています。やはり納豆は日本人にとってソウルフードでありますから、日本より遠い異国の地で大和魂を維持し続けるためにも、欠かせない食物なのであります。

 

yangpingsan.hatenablog.com

 

しかしその天然納豆でありますが、スーパーで売っている既製品の納豆に比べると、粘りが弱いです。

私は既製品の納豆を食べるときは、できるだけねっぱらかせて(北海道の方言で「粘らせる」というのを「ねっぱらかす」と言います)から白飯と一緒に食べるのが好きなで、天然納豆を食べるときはややもの足りなく、少し工夫が必要です。

たとえば味噌汁に入れてみたり、卵焼きにおりまぜてみたり。

 

他にときどき作るのは、タイ北部でよく作られている納豆ペーストです。

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海外食べ歩き系Youtuberあらわる

先週、マレーシアに住んでいる日本人の友人、Sさんがシンガポールにやってきました。

一緒にお昼ご飯を食べて、久しぶりに色々お話ししたんですが、実はSさん、自分のお仕事とは別に、最近はYoutuberとして週に何本か動画を自分のチャンネルにアップして、なかなかの再生回数を得ているのだとか!

 

私はSさんがそんな事をしているとは全然知りませんでした。けっこう身近にいるんですねYoutuberって。

そこでSさんの作ってる動画を見せてもらったんですが、これがまた面白い。

てっきりSさんが軽い調子で、「どうも〜みなさん今日はですね〜」とかやってるのかなと思いきや、ハンバーガーを作っているところを延々と映しているのです。しかもSさんの姿はおろか、声すらも入っていません。しかも日本語のテロップなどもなく、ときどき英語で少し情報が映る程度です。

 

潔い!私はYoutuberの概念をことごとく壊されました。

シンプルで非常に私の好みです。

 

以下の動画が一番再生回数が多く、もう100万回を超えたそうです!

www.youtube.com

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「断食療法の科学」甲田光雄

この本を見つけたのは7、8年くらい前に、ラオスとの国境にあるタイの町、ノーンカーイの古いゲストハウスに泊まったときです。

ゲストハウスの棚に置いてあったこの本を見つけ、少し読んでいるうちに、これはすごい本だぞ!ぜひ持って帰って読みたいと思ったんですが、勝手に人様の本を持ち帰るのは小悪党の私でも気がとがめます。

そこで、そのときに読んでいた東野圭吾の小説をとっとと読み終え、それを代わりに本棚に入れ、この本をもらいうけました。これで私的には罪悪感は解消されました。(泥棒です)

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シンガポール人女優のユニークなお仕事

インターネット依存症のみなさま、あけましておめでとうございます。

今年もなるべく面白い記事をたくさん書こうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

大晦日は一人でマレーシアの家におりました。日中は生ゴミをリサイクルするためにコンポストを作っていて、夜は9時頃にベッドに入ってとっとと寝たと思います。

シンガポールに移り住んで中華系の妻と暮らし、もう10年近く経つので、正月といえば旧正月(今年は1月25日)がメインになってしまいました。

 

でも新年の朝はとても良いことがありましたよ。

家の脇にネズミの死体が捨て置いてあったのです。

これは間違いなく、ときどき調理に使って食べなくなった煮干しや肉をあげている野良猫が、恩返しに持って来てくれたに違いありません。

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シンガポールのタイ系スーパーであの魚を見つける そしてお〜いお茶会

先日、数少ない友人であるマレーシア人アーティストのAiwei Foo(アイウェイ・フー)さんが、シンガポールでゲリラお茶会を開くというので、面白そうだから行ってみることにしました。彼女はお茶を振る舞うのが好きで、お茶教室に通ったり、高価なお茶の道具などを買いそろえるお茶マニアなのです。

 

アイウェイさんはシンガポールでいつもよくわけのわからない事をしていますが、日本などからも招待される事があり、今年の春も私の故郷でもある北海道にお呼ばれして、私の許可なく色々な所に行って来たそうです。悔しい。

 

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『シンガポールのクリエイターと街』 第1回:アイウェイ・フー x リトル・インディア | HereNow Singapore | 1

 

Art Travel Japan -Views on Japanese Art by Creatives- | zh-cn | HereNow

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「カナダ=エスキモー」本多勝一

この本は2年前くらいにペナン(マレーシア)の古本屋で買いましたが、いわゆるジャケ買いだったと思います。この潔いレイアウトとフォント、謎の老人。ものすごいインパクトでした。

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本の内容は、ジャーナリストの本多勝一さんとカメラマンの二人が、1963年の5月から6月にかけて、カナダ北極圏のエスキモー部落をたずねて、そこに一ヶ月近く住み込んで、現地のエスキモーと生活を共にした体験や記録をまとめた、いわゆるルポタージュです。

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読書っていいね

文化庁の調査によると、一ヶ月に本を一冊も読まない人50%ちかくいるそうです。

私も以前はその一人でした。

絵を描いていたので、買う本といったらアート系やイラスト系の雑誌ばかり。しかも活字はほとんど読まず、写真やイラストを眺めるだけでした。

 

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私が本を急に読むようになったのは、シンガポールに移住して来て数年目くらいだったと思います。きっかけはタイに旅行に行ったときに、ゲストハウスに小説が置いてあり、暇だったので少し読んでみたことでした。その小説はたしか東野圭吾の本だったと思います。

読んでいくうちに、えっ、小説ってこんなに面白いものだったのかと思い、一気に最後まで読み切ってしまいました。

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獲れたて落花生からピーナッツバターができるまで

ランカウイタイの旅行のあと、10日ぶりくらいにマレーシアの家に帰ってみましたら、段ボールの中に落花生がたくさん入っていました。

噂の畑お手入れオジさんが、留守中に来て畑の落花生を全部収穫し、つるなども取ってくれたようです。

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落花生の葉で青々としていた畑も、今はすっきりしています。

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近所に家庭菜園大好きなオジイちゃん(90近い)がいて、大家さんがそのオジイちゃんに毎月50RM(1,300円)くらい渡して、畑で色々自由に育ててもらっているようなのです。しかし私がいるときに、オジイちゃんは姿を現したことはありません。

まぁとにかく私達としては、色々獲れたての野菜などを食べられてありがたいです。

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